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「指切断に匹敵するほどの痛み(図1参照)、この痛みを乗り越えてこそ立派な母親であり、子供との絆も深まる」という伝統的な考え方もありますが、
医学的には陣痛の痛みや不安感などのストレスはお腹の赤ちゃんへの酸素供給の妨げになるということが、近年の研究で証明されています。
無痛分娩により、その痛みやストレスをとり除けば、お母さんや赤ちゃんの疲労もすくなくなり、お産の満足度も高まることとなります。
少しでもご興味のある方は、お気軽に声をおかけください。
当院での無痛分娩について、ご説明いたします。
- 無痛分娩の方法
- 胎児、新生児への麻酔薬の影響
- 当院での無痛分娩の実際
1. 無痛分娩の方法
分娩時の麻酔は、硬膜外麻酔、全身麻酔(鎮痛剤や吸入麻酔剤などの併用)、陰部神経ブロック(局所麻酔)などがありますが、当院では、硬膜外麻酔による無痛分娩を施行しています。
硬膜外麻酔は、陣痛時の下半身の痛みをとり除きます。まず、横向きに身体を丸めた体位をとってもらい、脊髄(硬膜外腔)に麻酔薬を注入するチューブを局所麻酔のもとで挿入します。
すこし痛みが出てきた時点で麻酔薬を注入します。5分ほどで効果があらわれます。その後は、チューブから麻酔薬を適宜追加しながら分娩となります。
分娩中は、お母さんの意識ははっきりしており、いきみながら出産し、出産直後の赤ちゃんを抱くこともできます。痛みを減らすこと以外は、通常のお産と変わりありません。
2. 胎児、新生児への麻酔薬の影響
硬膜外麻酔による分娩後、赤ちゃんの神経学的行動を調べてみても異常がないという報告があり、心配ありません。
日本では、無痛分娩を行っている施設は少ないのですが、北米、ヨーロッパ、アジア・オセアニア、いずれの地域でも90%以上の施設で無痛分娩が行われているという調査結果もあります。
3. 当院での無痛分娩の実際
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当院での施行条件
1. 妊娠38週〜40週
2. 胎児推定体重2500g以上
3. 子宮口がやわらかく熟化していること
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これらの条件に合わない場合は、自然分娩への変更をお勧めすることもあります。
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入院の日程決定(入院の4〜5日前)
十分な分娩監視が必要となるため、自然分娩ではなく、計画分娩という形をとります。
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| 突然の希望や夜間の無痛分娩には、対応しておりません。 |
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| 自然陣痛発来時の無痛分娩は、平日の日中のみ対応できる場合があります。 |
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